AmazonのKindleストアで購入した電子書籍は、スマホやタブレットなどにKindleアプリさえダウンロードすれば、いつでもどこでも読むことができます。
そこでおすすめするのがKindleアプリを使った隙間時間の英語学習です。Kindleアプリはアップデートを重ねて、数年前とは比べ物にならないぐらい使いやすくなりました。現在では書籍を読む上での便利な機能がたくさんついています。
今回はその中でも特に英語学習に役立つ便利な10機能と使い方のコツをご紹介します。
目次
英語学習に役立つKindleアプリの10の便利機能
それぞれの機能の特徴を見ていきましょう。
① 文字を見やすくするための基本設定
スマホのKindleアプリでは以下の基本設定ができます。
- 明るさの設定
- 文字の大きさの設定
- フォントの種類の設定
- 背景色の設定
- 行間の設定
スマホの場合は画面が小さく見にくいので、文字の大きさや行間を調節して、なるべくストレスなく読書ができる環境を整えましょう。
② 辞書・翻訳機能
わからない単語があれば単語をタップするだけで辞書を引くことができます。単語の意味は画面の下部に表示されるので、ページを切り替える必要もなく簡単に意味を確認することができます。英和・和英だけではなく、イギリス英語、アメリカ英語、その他にも様々な言語から辞書を選択することができるので、英語学習者だけではなくその他の語学学習者にとっても嬉しい機能です。
2語以上の単語には翻訳機能が便利です。1文全部丸ごと翻訳することも可能ですが「英語→日本語」は精度がイマイチ。完璧な日本語に訳すことは無理なので、補助的に使用するのがいいと思います。
③ 固有名詞はWikipediaで検索可能
英語の人名や地名などの固有名詞は馴染みがないものが多いためわかりづらいですが、Wikipedia検索を使えば簡単に解決できます。Wikipedia検索も単語をタップするだけで画面の下部に解説が表示されるので、わざわざブラウザを開いて確認する必要がないのが便利です。
④ ブックマーク機能
気になるページはブックマークしておくことで後で楽に読み返すことができます。
紙の本の場合は、付箋を貼ったりページの端を折ったりと面倒な上ごちゃごちゃしがちですが、電子書籍の場合はブックマークをするのもブックマークしたページにとぶのもタップするだけです。
⑤ ハイライト機能
気になる単語や文章にはワンタップでハイライトを引くことができます。「後でじっくり調べたい単語」「覚える単語」など、目的別に色を使い分けると更に便利に。
ハイライトを引いた単語や文章はすべて「マイノート(⑦で説明)」でまとめて確認することができます。読みっぱなしで終わるのではなく、後で見直したり復習するためには必須の機能です。
⑥ メモ機能
気になった部分にはメモを付けることもできます。ハイライトを引いた単語や文章にもメモが付けられるため、ハイライトを引いたときにちょっとした説明を入れておくと後で見直す時により便利に。メモもハイライト同様、「マイノート(⑦で説明)」でまとめて確認することができます。
⑦ マイノート機能
ブックマーク、ハイライト、メモは、「マイノート」ページですべてまとめて確認することができます。気になった単語や文章はとりあえずブックマークやハイライトを引いておいて、後でマイノートで確認して削除や変更して重要な部分だけ残しておくなんていう使い方もできます。
⑧ 検索機能
洋書を読んでいると「この単語、さっき調べたけど、どんな意味だったっけ?」なんてことが頻繁にあります。そんな時に使えるのがこの検索機能。
タップして選んだ単語を検索にかけると、その単語が使われている箇所がページナンバーと共に表示されます。地味だけど便利な機能です。
⑨ フラッシュカードに登録
ハイライトを引いた部分やメモ使って「フラッシュカード」を作ることができます。表と裏に登録可能なので、紙の単語帳と同じ感覚で使うことができます。紙の単語帳作りは意外と時間がかってしまうものですが、Kindleアプリの場合はタップするだけ。
作ったフラッシュカードにはクイズ感覚でテストする機能もあり、どれだけ単語の意味が定着しているのかを簡単に確認することができます。
⑩ 様々な端末からアクセス可能
Amazonで購入した電子書籍は、専用のアプリやソフトをダウンロードすれば、様々な端末で読むことができます。
- Kindle(専用電子書籍リーダー)
- iPhone / iPad / Android のKindleアプリ
- Kindle Cloud Reader
- Windows / Mac 用のソフト
自宅ではiPad、通勤通学中はiPhoneのように端末を使いわけている方も多いと思いますが、これらのアプリやソフトに同じアカウントでログインすれば、デバイスは違っても読みかけの本の続きから読むことができます。
そしてもう1つ、マイノートに記録されているブックマーク、メモ、ハイライト部分は、どのデバイスで見ても同じです。
通勤中にiPhoneのKindleアプリでハイライトやブックマークしておいた部分を、自宅に帰ってからiPadの大きな画面でじっくり確認&復習することもできます。デバイスごとに見え方や細かい機能の違いはありますが、使い方はほぼ一緒なので迷うこともありません。
英語学習には電子書籍が最適
いかがでしたか?隙間時間の英語学習といえば、英語学習アプリやリスニングの学習をする方が多いと思いますが、Kindleアプリを利用すればリーディングの学習も可能です。
リーディングの上達にはとにかく量を読むことが必須条件ですが、なかなかまとまった時間を取れないという方も多いはず。仕事で疲れて帰ってきてから、分厚いテキストや洋書に向き合うのは精神的にも体力的にもきついですよね。
そんな方に活用して欲しいのが電子書籍です。 スマホのKindleアプリを使えばどこにでも持ち運べて好きな時にスマホを取り出してサッと勉強できます。朝の通勤中やお昼休みなど、ちょっとした隙間時間を活用することができます。
忙しい方は特に、隙間時間を英語学習に使うか使わないかで上達速度に大きな差ができます。便利な学習ツールは最大限活用して英語学習を進めていきましょう。