初心者でも挫折しない！初めての洋書には『ラダーシリーズ』がオススメ

今回は、「英語の多読をしたいけど、何を読んだらいいのかわからない！」という方や「洋書を読もうとしたけれど難しすぎて挫折してしまった」という方のために、日本人英語学習者向けに編集された多読用教材の『ラダーシリーズ』をご紹介します。

ラダーシリーズの特徴

多読用教材は海外の出版社から出版されたものが多いですが、『ラダーシリーズ』は、日本の出版社（IBCパブリッシング）から出版されており、日本人の英語学習者が無理なく効率的に英語力アップできるよう開発された英文リーダーです。

それでは『ラダーシリーズ』の特徴を見ていきましょう。

Amazonや楽天では多くの洋書が販売されていますが、その中から自分の英語レベルに見合ったものを選び出すのは意外と難しいものです。

ですが『ラダーシリーズ』の本は、難易度別にレベル1からレベル5までの5段階に分けられているため、自分の英語レベルにあった本を簡単に見つけることができます。

レベル	使用語彙数	TOEIC	英検
レベル1	1000語	300〜400点	英検4級
レベル2	1300語	400〜500点	英検3級
レベル3	1600語	500〜600点	英検準2級
レベル4	2000語	600〜700点	英検2級
レベル5	制限なし	700点以上	英検準1級以上

『ラダーシリーズ』の本には、登場人物や時代背景の解説と辞書が付いています。基本的に多読をする場合、わからない単語は飛ばしてどんどん読み進めますが、本を読み始める前に、わかりにくい固有名詞や用語解説を前もってチェックしておけば、より楽にストーリーを読み進めることができます。

また、巻頭にはあらすじが日本語で書かれています。読み始める前、または読んでいくうちに「少し難しすぎるかな？」と思ったら確認しておくといいでしょう。内容理解を手助けしてくれます。

『ラダーシリーズ』は、海外文学や伝記のみならず、ビジネス関連や日本の民話までラインナップが豊富です。

リーディングが苦手な方や多読初級者の方は、海外の童話や日本の民話など、まずはストーリーを知っている作品からスタートするといいでしょう。ストーリーの大筋を知っているだけで、理解度が格段にアップします。

「童話や民話は内容が子供っぽすぎる」という方は、伝記や有名作家の小説がおすすめです。ネイティブ向けに書かれた伝記や小説を読破するのはハードルが高くても『ラダーシリーズ』の作品はどれも学習者向けに書き改められているものなので、リーディングに慣れていない方でもサクサク読み進めることができます。

『ラダーシリーズ』には「オーディオ・サポート」がついている本が多数あり、本を丸ごと一冊朗読した音声を購入することができます。

購入した音声は、スマホやタブレットなど好きな端末にダウンロードして聴くことができるため、なかなか英語の勉強に割く時間がない方でも、通勤・通学時間などのスキマ時間に気軽にリスニングの勉強をすることができます。

リスニングは、理解できないものをただやみくもに聞いていても効果はありません。聞き取れなかった部分を確認・復習することが大切です。よって、「オーディオ・サポート」の音声を使ってリスニングの学習をする場合には、内容の確認のために本も同時に購入しておくことをおすすめします。

朗読のスピードはゆっくりめのものが多いので、リスニングが苦手な方でも聞き取りやすいかと思います。

ラダーシリーズの出版社がYouTubeに朗読のサンプルをたくさん無料公開しています。

自分を幸せにする英語100

100 Keys for Hope

著者 : ヴィッキー・ベネット総単語数 : 13160語 / レベル3