"most" と "almost" の意味と使い分け

TOEICなどの試験問題にもでてくる "almost" と "most" の使い分け。どちらも日本語では「ほとんど」と訳すことができるため、どちらをどう使ったらいいのか混乱してしまう方も多いのではないでしょうか?

この2つは日常会話でも頻繁に使われる英単語です。意味の違いを理解して正しく使えるようにしましょう。

almost ほとんど、もう少しで【副詞】

"almost" は「もう少しのところである状態に達していない」もしくは「ある状態まであと少しのところ」という意味です。

I've almost finished my homework.
(宿題はほぼ終わりました。)

完全に宿題が終わったわけではないが、もう少しで終わる状態

The answer is almost correct.
(解答はほぼ正解です。)

完璧に正解ではないが、もう少しで正解という状態

I almost dropped my glasses.
(もう少しでメガネを落とすところだった。)

落としてはいないが、もう少しで落とすところだったという状態

She is almost 50 years old.
(彼女はもうすぐ50歳です。)

50歳まで達してはいないが、50歳に近い歳であるという状態

Almost all Japanese students study English.
(ほとんどすべての日本人学生が英語を勉強します。)

すべての学生ではないが、すべてに近い大多数の学生

"almost all + 無冠詞" は一般的・世間一般の大多数や大部分を表し、"almost all Japanese students" は「日本人学生一般のほとんどすべて」を意味します。

Almost all (of) the students in this class speak French.
(このクラスのほとんどすべての学生がフランス語を話します。)

すべての学生ではないが、すべてに近い大多数の学生

"of" は省略可能です。"almost all (of) the + 名詞" は、特定・限定された大多数や大部分を表し、"almost all (of) the Japanese students" は特定の日本人学生のほとんどすベて」を意味します。

以下は "almost all" のように、"almost" とセットでよく使われる単語です。

「ほとんど〜ある」場合

all / always / every / everyone / everything / everywhere など

「ほとんど〜ない」場合

no / none / never / nothing など

副詞である "almost" の主な働きは名詞以外を修飾することです。よって "almost students" は誤りですが、 "everyone"、 "everything"、 "nothing" のような代名詞は修飾することができます。

I go to bed before 9 PM almost every day.
(私はほぼ毎日9PM前に寝ます。)

There is almost no difference between them.
(それらにはほとんど違いがありません。)

Almost everyone in this company speaks Spanish.
(この会社のほとんどすべての人がスペイン語を話します。)

We know almost nothing about her.
(私達は彼女についてほとんど何も知りません。)

most ほとんど、大抵の【形容詞】/ 大部分【代名詞】

一般的・世間一般の大多数や大部分を表す場合には

most + 名詞

が用いられます。

Most girls love shopping.
(大抵の女の子は買い物が大好きです。)

Most covenience stores in Japan are open 24 hours.
(大抵の日本のコンビニは24時間営業です。)

特定・限定された範囲の中の大多数や大部分を表す場合には

  • most of the + 名詞
  • most of 所有格 + 名詞
  • most of 代名詞

が用いられます。

She spent most of the money on shoes.
(彼女はほとんどのお金を靴に使ってしまった。)

Most of my students passed the exam.
(ほとんどの私の生徒は試験に合格しました。)

We didn't know most of them.
(私達はそれらのほとんどを知りませんでした。)

"most of the students" と "almost all the students" はどちらも「ほとんどの学生」と訳せますが、すでに説明したように "almost" は「もう少しのところである状態に達していない」という意味です。よって、人数がより多いのは "almost all the students" です。

関連記事

「EigoLab」をフォローして
記事の更新をチェックしよう!