英語で「麺にコシがある」はなんて言う?

英語で「麺にコシがある」はなんて言う?
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おいしい蕎麦やうどんの必須条件の「麺のコシ」。「程よい硬さの歯ごたえある麺」や「モチモチとした触感」など、英語でどう表現したらいいのか迷ってしまいますよね。今回は、日本の麺を語る上で欠かせない「コシ」についての英語表現をご紹介します。

麺に「コシがある」を英語で言うと?

麺の「コシ」とは「麺の弾力」の事です。よって「麺にコシがある」は「麺に弾力がある」ということを意味します。

「コシがある麺」と一言でいっても、食感は人それぞれ違うので「コシがある」を表す英語でズバリこれ!というものはありませんが、よく耳にする表現は、

  • chewyコシのある

です。"chewy" は "chew(噛む)" の形容詞形で、弾力があり噛みごたえのある食感を表します。モチモチした弾力性のある麺を表すのに最適な単語です。

コシのある麺以外に、ビーフジャーキー、スルメ、グミのようなかなり噛みごたえのある食べ物から、モチモチしたベーグルやパン類、お餅など、程よい噛みごたえのある食べ物の食感にも "chewy" が使われます。

This soba is soft and chewy.
(この蕎麦は柔らかくてコシがあります。)

「蕎麦」は "soba" もしくは "soba noodles" と言います。「麺」を意味する "noodles" は、1本の麺を指す場合以外は、ほぼ複数形の "noodles" を使うことに注意しましょう。

もう1つよく耳にする表現は、

  • al denteアルデンテ

"al dente(アルデンテ)" とはイタリア語でパスタを茹でるときの歯ごたえが残る少し硬めの茹で上がり状態を指します。パスタ以外の麺や、野菜などの茹で上げりの状態を表す場合にも使われます。

厳密には、ゆで上がりの状態を表す "al dente" は、うどんや蕎麦などの素材そのものの歯ごたえやなどを表す「コシ」とは意味が違いますが、食感的な硬さを表現するなら同じようなニュアンスで使うことができます。

The udon noodles in the Japanese restaurant were very al dente.
(その日本食レストランのうどんはコシがありました。)

「うどん」は "udon" もしくは "udon noodles" と言います。

麺が「伸びる」を英語で言うと?

長時間スープの中に浸って麺が伸びてしまった状態には、

  • soggyふやけた、水浸しの

を使うことができます。牛乳をすってふやけてしまったシリアルや、しけってしまったクッキーやポテトチップスにも "soggy" が使われます。

You should eat ramen before it gets soggy.
(ラーメンは伸びる前に食べたほうがいいよ。)

基本的に "tonkotsu ramen(豚骨ラーメン)"、"kitsune udon(キツネうどん)" のように、料理名は日本語から英語にあえて訳すことはせず日本語の料理名をそのまま使います。海外の日本食レストランのメニューも日本語の料理名をアルファベットで表記しています。


いかがでしたか?今回は「麺にコシがある」の英語表現をご紹介しました。この他の食感を表す英語表現はまだまだたくさんあります。ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。

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