朝食の注文時に英語で答える卵の調理法

朝食の注文時に英語で答える卵の調理法
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海外のホテルやレストラン、特にアメリカでは朝食のセットメニューは卵を使った料理が多く、注文するときに卵の調理法を聞かれることがあります。一見簡単に答えられそうですが、調理法の他に焼き加減まで含めると意外とスムーズにいかないものです。

ということで今回は、注文時に慌てなくても済むよう卵の調理法とその注文方法について見ていきましょう。

scrambled egg
スクランブルエッグ

"scramble" は 「かき混ぜながら焼く」という意味。日本語では「スクランブル」といいますが、英語では過去分詞の "scrambled" を使います。

omelet
オムレツ

イギリスをはじめとする、オーストラリアやニュージーランドなどのイギリス英語圏ではフランス語の "omelette" の表記が使われることが多いです。

poached egg
ポーチドエッグ

日本語では「落とし卵」とも言うそうです。そのままトーストの上に乗せて食べることも多いですが、マフィンの上にハムやベーコンと一緒に乗せてオランディーズソースを掛けるとエッグベネディクトになります。

fried egg
目玉焼き

日本語でフライは「油で揚げる」を意味しますが、英語の "fry" は「油で炒める」「油で焼く」を意味します。「油で揚げる」は "deep-fry" を使います。

目玉焼きの焼き方の英語表現

英語では目玉焼きの焼き方によって異なる英語表現を使います。

sunny side up
片面焼きで卵の黄身がトロトロとした液状のものです。私達日本人が思い浮かべる目玉焼きに一番近いものです。

over easy
両面焼きですが軽く焼いた程度で卵の黄身がトロトロとした液状のもの。

over medium
両面焼きで黄身は半熟状態。

over hard
両面焼きで黄身に完全に火が通るまで焼いたもの。

boiled egg
ゆで卵

茹でる」を意味する "boil" の過去分詞の "boiled" を使います。

ゆで卵の茹で加減の英語表現

日本語と同じように英語でもゆで卵のゆで加減によって異なる英語表現を使います。

soft boiled
黄身がトロッと液体状の半熟たまごのこと。

hard boiled
黄身が完全に固まっている固茹でたまごのこと。

卵料理の注文時に使う英語フレーズ

では具体的に注文時に使われる英語表現を見ていきましょう。

How would you like your eggs?
(卵はどのようにいたしましょうか?)

卵の調理方法を聞かれる際の定番フレーズです。

調理法を答える場合には以下のような表現を使うことができます。

Sunny side up, please.
(片面焼きの目玉焼きをお願いします。)

Omelet, please.
(オムレツをお願いします。)

Two eggs scrambled, please.
(卵2つをスクランブルエッグでお願いします。)

I'd like them over medium.
(両面焼きの半熟でお願いします。)

調理法と焼き加減の英語表現を知ってさえいれば、あとは "please" を付けるだけで通じる場合がほとんどです。

一般的な調理法は、目玉焼き、スクランブルエッグ、オムレツですが、お店によって異なる場合もあります。どんな調理法があるか尋ねる場合には以下のような表現を使いましょう。

What are my options?
(どんな調理法がありますか?)


火を通さない料理が中心の "continental breakfast" に対して、"English breakfast" や "American breakfast" には、基本的にベーコンやソーセージなどの肉料理と卵が料理がついています。

卵の調理法を聞かれた場合にはぜひ参考にしてみてくださいね。

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