海外で外食をした際に、頼んだ料理を食べきれなかった場合は、お店の人に残り物を詰めてもらったり持ち帰り用のパックをもらって詰めて持って帰ることができます。
今回は、そんなお持ち帰りをする時に使う英語表現と、持ち帰り用の袋を意味する "doggy bag" についてご紹介します。
お持ち帰りしたいと伝える時に使う表現
日本では外食した際に食べきれなかった残り物を持って帰るということは珍しいですが、海外、特にアメリカやカナダなどでは日常茶飯事です。おしゃれな高級レストランでない限り、大抵の場合は食べ残しのお持ち帰りができます。
残り物をお持ち帰りしたいと伝える場合や、お持ち帰りができるかどうか尋ねる場合には以下のような表現を使うことができます。
Can I get this to go?
(これを持ち帰りできますか?)
I’d like to take this to go.
I’d like to take this home.
(これをお持ち帰りしたいのですが。)
残り物をつめる容器をもらう時に使う表現
容器をもらって、自分で残り物をつめる場合に使う英語表現です。残り物をつめる容器は、"box" や "container" と言います。サンドウィッチなど液体が漏れないものについては "bag" を使ってもOKです。場合によってはお店の人が容器に入れてくれる場合もあります。
Can I have a box for this?
Can I have a container for the leftovers?
(持ち帰り用の容器をもらえますか?)
I'd like to have a box for the leftovers.
(食べ残し用の持ち帰り容器をいただきたいのですが。)
- leftorver ー 食べ残し
- wrap ー 包む
残り物を容器につめてもらう時に使う表現
店員さんに食べ残しを容器に入れてもらうよう頼む場合には以下のような表現を使ってみましょう。
Can you wrap this to go?
Can you box up this for me?
(これを容器につめてもらえませんか?)
Could you wrap up the leftovers for me?
(残り物をつめていただけませんか?)
自分で容器に入れる場合は必要ありませんが、お店の人に食べ残しを容器につめてもらう場合には気持ちとして少し多めのチップを渡すといいですね。
テイクアウトの注文をする時に使う表現
ファーストフード店やカフェなどでは、店内で食べるかテイクアウトするのか店員さんから以下のように聞かれることが多くあります。
For here or to go?
(こちらでお召し上がりになりますか、それともお持ち帰りですか?)
答え方はパターンとして覚えてしまいましょう。
To go, please.
(持ち帰りします。)
For here, please.
(ここで食べます。)
イギリス、オーストラリアなどのイギリス英語圏ではお持ち帰りには "to take away" を使います。
具体的に何かを持ち帰りたいと伝える場合には "Can I have 〇〇 to go, please?" や "I'd like to have 〇〇 to go." などの表現を使ってみましょう。
Can I have a BLT sandwich to go, please?
I'd like to have a BLT sandwitch to go.
(BLTサンドイッチのお持ち帰りをお願いします。)
"doggy bag" は使わない?
"doggy bag" という表現を聞いたことがありますか? 旅行用の英会話ブックなどで "Can I have a doggy bag(持ち帰り用の袋をもらえますか?)?" のようなフレーズで見かけたことがあるかもしれませんが、これはカフェやレストランで食べきれなかった残り物を持ち帰るための「持ち帰り用の袋」のことです。
最近では "doggy bag" は使わないという話もありますが、実際に現在も使われていますし問題なく通じます。ただし、地域差と個人差があるため、使わない地域があったり表現は知っていても少し古臭い表現として使わないという人がいるのも確かです。
通じるかどうか心配だという方は、"doggy bag" の代わりに先ほどご紹介した "box"、 "bag"、 "container" 使いましょう。