英語で「昨日」「今日」「明日」を言うのは簡単ですが、「明後日」「一昨日」「明々後日」「一昨々日」は何と言うのでしょう?
今回は、日本語では比較的よく使うけれど英語にしにくい日付の英語表現をご紹介します。
目次
一昨日
2 days ago / the day before yesterday
英語で「一昨日」と言う場合、"the day before yesterday" とも言いますが、よく使われるのは "2 days ago" です。
I had an argument with my girlfriend 2 days ago.
(彼女と一昨日 / 2日前に口喧嘩しちゃったよ。)
一昨々日(さきおととい)
3 days ago
「一昨日」が "the day before yesterday" なら「一昨々日」は、"2 days after tomorrow" じゃないの?と思うかもしれませんが、残念ながらこの表現は使わずシンプルに "3 days ago" = 「3日前」と言います。
The typhoon hit Okinawa 3 days ago.
(一昨々日 / 3日前に台風が沖縄を直撃しました。)
明後日
in 2 days / 2 days from now / the day after tomorrow
英語で「明後日」と言う場合、"the day after tomorrow" とも言いますが、"2 days from now" =「2日後」を使う方が一般的です。
She leaves Japan in 2 days.
(彼女、明後日(2日後)に日本を出発しちゃうんだ。)
明々後日(しあさって)
in 3 days / 3 days from now
英語で「明々後日」と言う場合も、"2 days after tomorrow" という表現は使わず "3 days from now" = 「3日後」と言います。確かに「明日から2日後」と数えるよりも「今から3日後」と数えた方がわかりやすくて簡単ですね。
I'll be in New York 3 days from now.
(明々後日 / 3日後にはニューヨークにいるよ。)
今回ご紹介した英語表現も文法的にはどれも問題はありませんが、"the day before yesterday" や "the day after tomorrow" よりも具体的な日付や曜日で表現した方が伝わりやすい場合も多くあります。
日本語でも「明々後日に映画に行こう。」と言われるよりも「今週の金曜日に映画に行こう。」や「5月18日に映画に行こう。」と言ってもらった方がわかりやすいように、英語でも "on this Friday" や "on May 18" の方がわかりやすいですよね。
英語はコミュニケーションツールです。たとえ文法的に正しくても伝わりにくい表現ではあまり意味がありません。どうしたらわかりやすく伝わるかを考えながら話すこともコミュニケーションを深めるという意味では大切ですね。
- 一昨々日(さきおととい)
3 days ago - 一昨日
2 days ago
(the day before yesterday) - 昨日
yesterday - 今日
today - 明日
tomorrow - 明後日
in 2 days
2 days from now/today
(the day after tomorrow) - 明々後日(しあさって)
in 3 days
3 days from now/today