友達や家族とカフェやレストランに出かけて別々のメニューを頼んだ時、シェアするまではいかないけれど、注文した料理をお互い少しずつ交換して食べることって結構ありますよね。
今回はそんな時に使える「一口ちょうだい!」「一口食べる?」「一口食べてみて!」の英語表現をご紹介します。
「一口ちょうだい!」の英語表現
日本語では飲み物も食べ物もどちらも「一口」を使いますが、英語では食べ物の一口には "bite" を、飲み物の一口には "sip" を使います。
- bite ー (食べ物の)一口、ひとかじり
- sip ー (飲み物の)一口、ひとすすり
間違えやすいのがスープの一口です。日本語の感覚からすると "sip" を使いたくなりますが、スープにも "bite" を使うということに注意しましょう。
基本的に "eat" を使う食べ物には "bite" を、"drink" を使う飲み物には "sip" を使うと覚えておくといいでしょう。
"eat" と "drink" の違いについては以下の記事を参考にどうぞ。
Let me have a bite!
Let me have a sip!
(一口ちょうだい!)
Can I have a bite?
Can I have a sip?
(一口もらってもいい?)
どちらも定番のフレーズですので覚えておくといいですね。
「一口食べる?」「一口食べてみて!」の英語表現
自分の食べ物や飲み物を相手に勧める場合の定番フレーズです。
Do you want a bite?
Do you want a sip?
(一口食べる / 飲む?)
Have a bite!
Have a sip!
(一口食べて/ 飲んでみて!)
もちろん "Would you like 〜?" のような丁寧な言い方もできますが、基本的に食べ物をもらったりあげたりするのは親しい間柄の人同士が多いため、カジュアルな表現の方が使われる機会は多いです。
"some" を使ったその他の英語表現
食べ物の一口は "have a bite"、飲み物の一口は "have a sip" ですが、どちらにも使えるのが "have some" です。ただし "some" は「いくらか」を意味するので、必ずしも一口分とは限りません。
"have some" の代わりに "get some" や "try some" を使っても同じ意味になります。
Can I have some?
(少しもらってもいい?)
Do you want to get some?
(少し食べる / 飲む?)
Try some.
(少し食べて/飲んでみて!)
シンプルで簡単な英語表現ですが、日常生活で使う機会は多いのでぜひ覚えておきましょう。