今回は、映画、美術館、博物館など、大人料金と子供料金がある場合のチケットの買い方や、学生割引などがあるかどうかを尋ねる表現など、窓口でチケットを買う際に使う英語表現をご紹介します。
「チケットを2枚ください」は英語でいうと?
英語でチケット売り場は "ticket office" や "ticket counter" と言います。どこに切符売り場があるかわからない場合は以下のように尋ねることができます。
Excuse me, do you know where the ticket counter is?
すみません、チケット売り場はどこにあるかわかりますか?
"Could / Can you 〜?" を使って以下のように行き方を聞く表現も使えます。
Could you tell me how to get to the ticket office?
Can you tell me the way to the ticket office?
(チケット売り場までの行き方を教えていただけませんか?)
チケットを買う場合は以下のような表現がよく使われます。
2 tickets, please.
チケットを2枚ください。
"please" だけでも問題はありませんが "Can I have / get 〜?" や "I'd like 〜?" といった表現を使うとより丁寧な頼み方になります。
I'd like 2 tickets, please?
Can I have 2 tickets, please?
(チケットを2枚ください。)
大人2枚子供1枚は英語でなんて言う?
大人、子供、学生、シニアなど様々な料金設定がされているチケット。英語では以下のような言い方をします。
- 大人 - adult
- 子供 - child
- 幼児 - toddler
- 学生 - student
- シニア - senior
2 adults and a child, please.
大人2枚子供1枚お願いします。
実際にはチケットの枚数ではなく「大人2人と子供1人」のように人数を伝える表現ですが、チケットを買う場合によく使われる表現です。子供2枚の場合は "2 children" のように複数形になることに注意。
A: 1 adult and 3 children, please.
(大人1人と子供3人お願いします。)
B: That'll be $24.50.
(24ドル50セントです。)
お金の読み方数え方については以下の記事を参考にどうぞ。
"ticket" を使った表現では以下のような言い方があります。
2 adult tickets, please.
(大人2枚お願いします。)
I'd like a ticket for students, please.
(学生1枚お願いします。)
Can I have tickets for 2 adults and 2 seniors?
(大人2枚とシニア2枚お願いします。)
チケットの払い戻しをしたいと伝える表現
購入したチケットを何かの事情で払い戻しする場合には以下のような表現を使うことができます。
I would like a refund for the ticket, please.
このチケットの払い戻しをお願いします。
"refund" は「払い戻し」の意味です。"have a refund" で「払い戻しする」といった使い方もします。
Can I have a refund for the ticket?
(チケットの払い戻しをしたいのですが。)
"refund" はチケット以外にも "refund for the reservation(予約の払い戻し)" や "refund for the delay(交通機関の遅延の払い戻し)" といった、キャンセルをして支払ったお金を返金してもらう場合に使うことができます。
割引があるかどうか尋ねる表現
Do you offer student discount?
学生割引はありますか?
"offer" は「提供する、提示する」の意味。"Is there 〜?" を使った "Is there a student discount?" の表現でも同じ意味として使うことができます。
A: Is there a student discount?
(学生割引はありますか?)
B: Yes, We offer a 20% student discount.
(はい、20%の学生割引があります。)
学割は "student discount"、シニア割は "senior discount" と言います。欧米の美術館や博物館などの観光スポットでは学生割引が使える場所が多いため学生の方は出国前に国際学生証(ISICカード)を作っておくのが◎。
子供は何歳まで無料なのか尋ねる英語表現
子供は何歳まで無料なのか、料金がかかるのは何歳からなのかを尋ねるには以下のような表現を使うことができます。
Up to what age go free?
何歳まで無料ですか?
"up to 〜" で「〜まで(に)」という意味で上限を表す表現です。例えば9歳までなら "up to age 9" といった言い方をします。"go free" で「有料のサービスが無料になる」という意味です。
以下のように "until(まで)" を使った表現や、何歳から有料になるのか聞く表現もよく使われます。
Until what age is it free for children?
(子供は何歳まで無料ですか?)
From what age do you have to pay?
(何歳から有料ですか?)