今回は、海外旅行や出張中、また留学中などに、現地のお店などの営業時間を知りたい時にに使える英語表現をご紹介します。
営業時間を英語で言うと?
営業時間は英語で以下のように言うことができます。
- opening hours
- business hours
- hours
"opening hours" は「お店や施設がオープンしている時間」を強調する意味合いが強く、レストランやカフェ、ショップなど、一般的なお店や施設の営業時間を表現する場合によく使われます。
"business hours" は「ビジネスに従事する人が働いている時間」を強調する意味合いが強く、銀行や会社など、ビジネスを行っている場所の営業時間を表現する場合によく使われます。
ただし、どちらの表現も明確な使い分けルールがあるわけではなく、例えば、銀行の営業時間に "opening hours" を使うこともできます。また、単に "hours" と言うこともできます。
何時から営業しているかを尋ねる英語表現
What time do you open?
何時から営業していますか?
店員など働いている人直接尋ねる場合には "you" を使うのがポイントです。
この "open" は「開ける」という意味の動詞で、「お店を何時に開けますか?」という意味から、何時から営業しているかを尋ねる意味になります。
店員など働いている人以外に尋ねる場合には以下の例のように、"What time does 店名 open?" のようにお店の名前を直接言及したり "that shop" 「あの店」 や "the flower shop over there" 「あそこの花屋さん」を主語に置きます。
Do you know when Moon Bar opens?
Moon Barは何時から営業しているか知っていますか?
"Do you know when 主語+動詞?" で「いつ〜なのか知っていますか?」の意味。
A: Do you know what time that shop opens?
(あのお店は何時から営業してるか知ってる?)
B: I think it opens at 10am.
(10時に開店だと思うわ。)
何時まで営業しているかを尋ねる英語表現
What time do you close?
何時に閉店しますか?
「何時に閉店しますか?」はつまり何時まで営業しているかを尋ねるのと同じ意味になります。"What time 〜?" の代わりに "When 〜?" も使えます。
以下の表現も何時まで営業しているかを尋ねる時によく使われる英語表現です。
What time are you open till?
何時まで営業していますか?
この場合の "open" は「開いている」の形容詞で、何時までお店が開いている状態なのか?を尋ねる意味になります。
"till" は "untill" の省略形で "until / till" は「まで」 という意味の副詞です。詳しい使い方については以下の記事を参考にしてください。
他にも以下のような営業時間の尋ね方もあります。
"How late 〜?" で「どれだけ遅くまで〜ですか?」を尋ねる表現になります。例えば、"how late did you stay up last night?" は「昨夜はどれぐらい遅くまで起きていたの?」という意味になります。
"your closing time" は「閉店時間」のことです。
営業時間を尋ねる英語表現
What are your opening hours?
営業時間は何時ですか?
これは、店員やそこで働いている人に直接尋ねる時に使う表現で、あなたのお店の営業時間という意味で "your opening hours" と言います。もしくは場所によっては "business hours" や "hours" を使います。
A: What are your weekend opening hours?
(週末の営業時間は何時ですか?)
B: We are open from 10am to 8pm.
(朝10時から夜の8時です。)
"opening hours" を使って "Our opening hours are from 10am to 8pm."とも言い換えることができます。
お店の人以外に営業時間を尋ねる場合は "of + that restaurant" や "of + 店名" を使います。
What are the opening hours of ABC Restaurant?
(ABCレストランの営業時間は何時?)
特定の日・曜日に営業しているか尋ねる英語表現
特定の日付・曜日に営業しているかを尋ねる場合には "Are you open + 日付 / 曜日?" のような英語表現がよく使われます。
Are you open on the 29th of this month?
今月の29日は営業していますか?
"on the 29th" "on the 1st" " on the 22nd" のように特定の日付を尋ねる場合には "on" を使います。
特定の曜日に営業しているかどうか尋ねる場合にも基本的には "on Monday" や "on Friday" のように "on" を使います。
ただし "this Saturday" や "next Saturday" など "this" や "next" がつく場合は「この土曜日に」や「次の土曜日に」のように時を表す副詞的な働きをするので "on" をつける必要はありません。
定休日を尋ねる英語表現
When are you closed?
いつお休みですか?
"closed" は「休業した、閉まっている」を意味する形容詞です。
A: When are you closed?
(いつお休みですか?)
B: We are closed on Mondays.
(月曜日が定休日です。)
"Mondays" が複数形になっていることから、毎週月曜日が休みという意味で定休日を表します。"every Monday" も同じ意味になります。
もう少し丁寧な言い方だと以下のような表現があります。
What are your regular closing days?
Can you tell me your regular closing days?
"regular" は「定期的な」という意味で、"closing days" は「休みの日」という意味です。
いかがでしたか?カフェやレストランだけではなく、銀行、図書館、スーパーなど営業時間を尋ねる・尋ねられる機会は結構ありますね。ぜひ使ってみてください。